主役に抜擢されたのは、これまで数々の大ヒット作で強い女性を演じ切ってきた米倉涼子だ。彼女が今回演じるのは、名門総合病院の院長夫人でありながら、密かに病院裏の不正を暴こうと孤軍奮闘する主人公。これまで見せたことのない陰りのある演技と、冷徹なまでの洞察力が求められる難しい役どころだ。
共演陣にも実力派の名がずらりと並ぶ。夫役となる天才外科医には、大河ドラマで主演を務めた実力派俳優の起用が内定。スクリーン越しにぶつかり合う二人の緊張感あふれる対峙は、息をのむ美しさと恐ろしさを同居させている。映画『医師の妻』の制作チームは「彼女の圧倒的な存在感なくしてこの物語は成立しなかった」と語る。