新しい地図が立ち上げ初期に制作し、オムニバス映画として異例のヒットを記録した『クソ野郎と美しき世界』。エッジの効いた尖った世界観と、クリエイティビティの解放を象徴するあの試みが、さらにスケールアップして蘇ろうとしている。関係者が明かす「今後の映画制作計画」の全貌とは、単なる「懐かしの再結成」といったノスタルジーではない。
計画されているのは、罪と救済を描く重厚なヒューマンドラマだ。多層的な人間模様が交錯する群像劇スタイルを採用し、互いに相容れない立場に置かれた男たちが直面する極限状態を描く。このプロットであれば、全員が同じ画面に収まる形に縛られることなく、物語の必然性としてドラマチックな交差を描き出すことが可能になる。