湯巡りファンの熱い視線が注がれるなか、現地の老舗旅館や洗練されたリゾートホテルは意欲的な新プランを相次いで投入している。今回、当編集部が主要な宿へ独占取材を行ったところ、従来の単なる宿泊にとどまらない、五感を満たす体験型滞在が鮮明になってきた。
特筆すべきは、プライベート感を極限まで高めた客室露天風呂付きプランの拡充だ。長門湯本温泉の老舗宿では、地元の旬食材をふんだんに盛り込んだ懐石料理を個室で味わいつつ、深夜や早朝でも心ゆくまで源泉を独占できる特別パッケージが好評を博している。
一方、湯田温泉のモダンな和風旅館では、長引くストレスをケアするウェルネス滞在に着目。朝の湯上り茶会や地元酒蔵の銘酒ペアリングをセットにした独自の連泊プランを打ち出し、感度の高い旅行者の支持を集めている。早めの予約で特典が付与されるため、シーズン前のチェックが欠かせない。