もともと手掛けていた光学機器製造業の事業は、同氏の手によって劇的な再生を果たすことになる。買収当時は目立たない存在だった事業を、社名をHazuki Company株式会社へと刷新し、構造改革を断行した。
一連のプロセスは、国内の企業再生における象徴的な成功事例として語り継がれている。製造コストの見直しから流通網の再構築、利益率の高い直販路の開拓まで、無駄を削ぎ落としながらブランド価値を高める施策を矢継ぎ早に展開。衰退産業と言われた領域からでも、明確なビジョンと実行力があれば高収益企業へと生まれ変わらせることができるという証明になった。