事件が起きたのは、2013年2月12日の午後10時すぎ。日本人に最も親しまれている海外リゾートの一つ、グアムの中心街であるタモン地区のホテルロード沿いでした。
当時21歳の現地人男性、チャド・ライアン・デソト(Chad Ryan De Soto)被告が運転する車が、観光客で賑わう歩道に突如猛スピードで突入。コンビニエンスストア(ABCストア)の店舗に衝突して停止した後、男は車から降り、所持していたナイフで周囲にいた無防備な観光客を次々と無差別に切りつけました。
この凶行により、日本から訪れていた観光客3名が死亡、生後8カ月の乳児を含む11名が重軽傷を負うという、グアムの観光史上最悪とも言える大惨事となったのです。亡くなられたのは、結婚式を祝うために家族揃って現地を訪れていた無辜の日本人家族でした。現地の平穏なリゾート地を一瞬にして恐怖に陥れたグアム事件当時の状況は、日本国内でも連日トップニュースとして報道され、社会に大きな衝撃を与えました。