ネット上の学歴議論でしばしば論争となるのが、「日東駒専(日本大学・東洋大学・駒澤大学・専修大学)」や「大東亜帝国(大東文化大学・東海大学・亜細亜大学・帝京大学・国士舘大学)」をFランとみなす言説です。
結論から言えば、これらの大学群をFランと呼ぶのは客観的なデータから見て完全な誤りです。日東駒専の偏差値は概ね47.5〜57.5前後に位置し、全国の受験生全体の中で上位20〜30%程度に含まれる堂々たる中堅上位私立大学です。一般選抜の倍率も高く、毎年多数の不合格者が出る熾烈な一般入試が実施されています。
一方、大東亜帝国の偏差値はおおむね40.0〜47.5付近で推移しており、学部によって難易度に差はあるものの、入試倍率が1倍台前半で全員合格となるようなBF大学とは明確に一線を画しています。メガバンクや外資系コンサルといった最難関企業の採用フィルターにおいて「MARCH以上」を基準とするケースが一部にあるため、就活生の間で自嘲気味に拡大解釈された結果、中堅私大までひとくくりに扱われる風潮が生まれたに過ぎません。