坂東龍汰の名を広く世に知らしめた決定打といえば、TBS系金曜ドラマ『ライオンの隠れ家』での熱演です。柳楽優弥演じる主人公の弟で、自閉スペクトラム症を抱える青年・小路美路人(みちと)役を演じました。
演じるにあたって数多くの当事者や専門施設へ足を運び、視線の動かし方や手の所作、言葉のリズム、歩き方に至るまで徹底的な取材とリサーチを重ねて役作りに没頭。単なる模倣ではなく、キャラクターの内面に流れる純粋さや不安、温かな愛情を息遣いの一つひとつで表現したその演技は、「本当にそこに生きているかのよう」「鳥肌が立つほどのリアリティ」と視聴者やドラマ評論家から絶賛を浴びました。
作品ごとに別人のように雰囲気を変える変幻自在のカメレオンぶりは、同世代の若手俳優の中でも頭ひとつ抜けた評価を獲得しています。