この大学の名を世間一般へ決定的に刻み込んだのが、語り草となっている「国際信州学院大学ドタキャン騒動」だ。事の発端は、同大学の教職員を名乗る我妻ヨシエなる人物のアカウントが発したSNS上の投稿だった。
「うどん店『讃岐うどん 佐野』に大人数分の予約を入れていたが、急遽キャンセルした」という趣旨の投稿に対し、被害者を装う店舗側のアカウントが悲痛な叫びをX(旧Twitter)上にポスト。このやり取りを目撃した善意の第三者たちは激昂し、不誠実な大学関係者へのバッシングと、不運な飲食店への応援メッセージが瞬く間にタイムラインを埋め尽くした。だが、それこそが仕組まれた劇場型トラップだったのだ。店も教員も、すべては一握りのクリエイターが創作したフィクションに過ぎなかった。