有馬記念の熱気を語るうえで欠かせないのが、ドラフト会議さながらの緊張感が漂う枠順抽選ルールと仕組みです。公平性とエンターテインメント性を極限まで高めた独自システムが採用されています。
抽選は、出走馬陣営(調教師や騎手)が自らクジを引く、あるいはゲストプレゼンターが引くボールによって選ばれた馬から順にゲート番号を決定していくツーウェイ方式が基本です。壇上に呼ばれた騎手や調教師が希望の枠順を胸に秘めながらカプセルを開ける瞬間は、まさに息をのむドラマと言えます。
「内枠が欲しい」と公言していた陣営が外枠を引き当てて苦笑いを浮かべる場面や、絶好枠を引き当てた瞬間に見せるガッツポーズなど、関係者の生々しいリアクションがそのまま画面越しに伝わってくる点も、この抽選会ならではの魅力です。