キウイ市場の世界的リーダーであるゼスプリ インターナショナルも、皮に含まれる高い栄養価値を認めつつ、消費者への適切な情報提供を続けている。同社の見解によれば、グリーン種もゴールド種も皮ごと食べること自体に安全性上の問題はない。
ただし、品種によって皮の質感や食べやすさには明確な違いがある。従来のグリーンキウイは毛が長く皮も厚いため、前述した毛落としの下処理が欠かせない。一方で、ゼスプリが開発したサンゴールドキウイは表面が非常になめらかで毛がほとんどなく、水洗いするだけでそのまま丸かじりできる手軽さがウリだ。
現在の果実栽培・青果産業全体を見渡しても、消費者の健康志向の高まりを受け、「皮まで安心して美味しく食べられる果物」の提案や品種改良が進んでいる。