AKB48が国民的アイドルグループへと駆け上がる前夜、グループの変革期を象徴する作品として世に放たれたのが『10年桜』でした。前作『大声ダイヤモンド』に続き、絶対的エースの前田敦子と、当時名古屋のSKE48から電撃加入したばかりの若干11歳・松井珠理奈がWセンターを務めたことで大きな話題を呼びました。
作詞の秋元康氏が紡いだのは、卒業式で別れゆく仲間たちが「10年後にまた会おう」と未来を誓い合う切なくも力強いメッセージです。王道のアップテンポナンバーでありながら、どこか胸を締め付けるノスタルジーを宿したこの楽曲は、AKB48の桜ソングの金字塔として長く愛され続けています。