高級ホテルのメインダイニング、気品が求められるオフィス、あるいは大切な週末のデート。提示されたドレスコードに直面したとき、足踏みしてしまう人は多い。ホテルランチやディナーでは、肌の過剰な露出を控え、上質な素材感を中心に組み立てるのが鉄則だ。膝が隠れる丈の上品なワンピースや、適度なとろみ感のあるブラウスにテーパードパンツを合わせるスタイリングが美しい。足元はラフなサンダルやつっかけを避け、パンプスや質の良いローファーで引き締めるのがマナーである。
オフィスシーンでは、従来のビジネスカジュアルよりも少し柔らかい印象を意識したい。ノーカラージャケットのインナーに細ゲージのニットを仕込んだり、仕立ての良さが際立つフレアスカートを選んだりすることで、知性と親しみやすさを両立できる。一方、デートでのスタイリングにおいては、遊び心が鍵を握る。少し透け感のあるレース素材や、アクセントになるジュエリーを添えることで、オフィスっぽさを払拭し、エレガントな華やかさを演出できる。