爪が明確に引っかかる深い傷や、端部から走る微細なクラックに対しては、紫外線で硬化させる「iPhone傷消しレジン補修」がネット上で注目を集めています。フロントガラスのリペアキット等を用いて透明なレジン液を傷口に流し込み、UVライトで固める手法です。
しかし、この手法は高い技術が求められます。注入時の気泡混入や硬化時の収縮により、かえって画面に歪みが生じたり、タッチ感度が著しく鈍くなるリスクと隣り合わせです。特にCeramic Shield(セラミックシールド)を採用した近年の高硬度ガラスは分子構造が特殊なため、一般用レジンとの密着性が長続きせず、数週間で剥がれ落ちてしまうケースも珍しくありません。
また、最も慎重さが求められるのが「iPhoneカメラレンズ傷消し」です。カメラの保護カバーガラスにサファイアクリスタルや高耐久ガラスが採用されている場合、研磨による傷消しは不可能です。仮にコーティング剤をレンズ表面に塗布すると、光の透過率が狂い、逆光時のフレアやゴーストが深刻化して撮影画像が台無しになります。カメラレンズについた傷に関しては、DIYでの修復を一切諦め、専門パーツの交換修理に委託するのが鉄則です。