日本の映像カルチャーを牽引してきた東宝とアニプレックス。この2社が本格的にタッグを組むという事実だけで、プロデューサーたちの目の色が変わるのも無理はない。今回の座組は、単一の作品ヒットだけを狙った従来の手法とは一線を画している。
アニメーション、コミカライズ、リアルイベント、さらにはデジタル空間での体験型コンテンツまでを有機的に連動させるメディアミックス戦略が既に水面下で稼働中だ。企画の初期段階からすべての媒体が同時進行で設計されており、観客を360度から作品世界へ引き込む仕掛けが張り巡らされている。