「精肉店発のディスカウントスーパー」から始まった進撃は、今や誰も止められない。株式会社ロピアが推し進める「2026年売上1兆円目標プロジェクト」は、まさに今年、大きなクライマックスを迎えている。かつて誰もが「高すぎる目標」と囁いた数字に対し、高木勇輔社長は緻密な戦略と圧倒的なスピード感で回答を出してきた。
その根幹にあるのが、他の流通大手が真似できない独自の経営スタイルだ。ロピアでは店舗ごとに「店長」や「精肉・鮮魚・青果・総菜の各部門責任者」に絶大な権限を委譲する。商品の仕入れ価格から販売価格、陳列方法に至るまで、現場の判断にすべてを委ねるのだ。中央集権的なチェーンストア理論が主流の食品小売業において、この「現場個店主義」こそが、爆発的な売り上げを生み出す原動力となっている。