日本のサブカルチャーを象徴するアイテムとして定着した痛バッグ。その歴史を振り返ると、かつては遠くからでも一目で誰のファンか分かるほどの圧倒的なボリューム感が重視されていた。しかしここ数年で、ファンの「推し活」のあり方自体が大きく多様化している。
休日のイベント参加時だけでなく、平日のオフィス通勤や友人とのランチ、あるいは旅行先での観光。あらゆる場面で大好きなキャラクターやアーティストと一緒に過ごしたいというニーズが生まれた。結果として、必要最小限のグッズだけを美しくディスプレイできるコンパクトな鞄が脚光を浴びることとなったのだ。