スポーツの道具が高度にテクノロジー化されていく一方で、氷と接する刃のタッチだけは、人間の感覚と手技による調整が不可欠な領域として残り続けている。どんなに時代が変わっても、靴が足に馴染む瞬間のあの独特の喜びは変わらない。
店舗の奥からは、今日も絶え間なくグラインダーの回転音が聞こえてくる。研ぎ上がった刃を光にかざし、まっすぐな直線と完璧なカーブを確認する職人の視線は真剣そのものだ。氷の上に立ち続ける人がいる限り、足元を支える情熱と技術が途切れることはない。
澄み切った冬の空気のなか、神宮のリンクから飛び出してきたスケーターたちが、今日もまた自分だけの「一足」を求めてこのドアを開ける。 (出典: 小杉 スケート 神宮 店(Yahoo!ニュース))
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