逮捕の波紋は、単に個人の法的責任にとどまらず、日本映画界や番組制作の現場全体に壊滅的な打撃を与えました。中でも新井氏が出演していた映画『台風家族』は、公開直前のタイミングでの逮捕であったため、公開延期や上映規模の再検討という非常に厳しい対応を余儀なくされました。
また、他の映画や邦画ドラマにおいても、出演シーンの全面カットや代役による撮り直しが相次ぎました。当時、実力派俳優を多く擁する芸能プロダクション「アノレ」に所属していた新井氏ですが、事件発覚後すぐにマネジメント契約を解除されました。制作会社や出資者が受けた損害は甚大であり、損害賠償問題など芸能界の危機管理体制そのものが問われる契機となりました。