日本の下着業界で用いられているサイズは、JIS L 4006(ファンデーションのサイズ測定規格に厳格に定められている。この規格では、「トップバスト(胸のふくらみが最も高い部分)」と「アンダーバスト(乳房の付け根の周囲径)」の差によってカップサイズが決まる。
差が約10cmならAカップ、12.5cmならBカップ、15cmならCカップ、17.5cmならDカップ、20cmならEカップと、2.5cm刻みで定義されている。しかし、店頭でのフィッティング経験者への聞き取り調査によると、約8割の女性が自己申告サイズとプロによる測定サイズで異なる数値を叩き出されるという。原因の多くは、自己計測時にメジャーが背中で斜めに下がっていたり、下垂したバストを無理に持ち上げずに測っていたりすることにある。
正しい計測を行うには、薄手のパッドなしブラを着けるか、少し前かがみになってバストのお肉をしっかりカップに収めた状態で、メジャーを床と水平にして測る必要がある。アンダーバストを締め付けすぎず、自然な呼吸の状態で記録することが正確なサイズ選びの第一歩となる。