ふたりの歴史を語るうえで外せないのが、ONE OK ROCKが2017年にリリースした名盤『Ambitions』だ。同アルバムに収録された「Listen」は、日米のロックファンに強い衝撃を与えた。繊細なバラードでありながら、心の奥底を揺さぶるエモーショナルな楽曲。そこで披露されたアヴリル・ラヴィーンのクリアかつ力強い歌声と、Takaのソウルフルなボーカルの掛け合いは、まさに奇跡的な美しさだった。
当時、日本のアミューズ傘下レーベルA-Sketchと、海外展開を担うWarner Music Groupがタッグを組み、世界市場へ打って出た彼ら。その象徴的アプローチとなったのが、海外の大物アーティストとのコラボレーションだった。あの日蒔かれた種が、何年もの歳月を経て、より強固な信頼関係へと結実したのだ。