先手番を握った際、最も勝率を高める戦略のコツは初手で「四隅(角)」のいずれかを押さえることです。中央から始めるプレイヤーも多く見受けられますが、中央打ちは守りやすく引き分けになりやすい傾向があります。相手に罠を仕掛けるなら、間違いなく「角」が最強の選択肢です。
先手が初手で角(例えば左上)を取った場合、後手の返答によって次の2つの勝利ルートが開かれます。
① 相手が「中央以外」を打った場合(先手の100%勝利ルート)
相手が四隅の別の場所や、上下左右の「辺」に打った場合、先手は2手目で別の角を取ります。これにより、相手は先手のリーチを防ぐために特定のマスへ打たざるを得なくなります。その防御手を誘導した上で、先手が3手目で「2方向同時に3つ並ぶマス(二股・ダブルリーチ)」を作れば、相手は片方しか防げず、先手の勝利が確定します。
② 相手が「中央」を打った場合(心理戦ルート)
後手が正しく中央を押さえてきた場合、先手は初手と反対側の「対角の角」を取るのが定石です。ここで後手が辺に打ってしまうと、先手はすかさず別の角を取り、再び二股リーチを完成させて勝負を決めることができます。後手がミスをしなければ最終的に引き分けとなりますが、相手に常に一本橋を渡らせるプレッシャーを与え続けられます。