世界陸上競技選手権大会を統括するワールドアスレティックス(世界陸連)と、日本陸上競技連盟の双方が今もっとも重視しているのが、若い世代へのアプローチとグローバルな共感獲得だ。
かつてのような派手なアオリ演出や国威発揚型の見せ方は鳴りを潜め、多様なバックグラウンドを持つアスリートたちの「個のストーリー」に光が当てられている。難民選手団の軌跡や、メンタルヘルスと闘いながら頂点を目指す選手のリアル。MC陣には、そうした国際情勢や現代社会の価値観を的確に捉えた上で、公平かつ温かみのある言葉選びが強く求められている。