事件の主犯格は、デンマーク出身の写真家アンドレアス・ヴィッド(Andreas Hvid)だ。彼は高所からのヌード撮影を「芸術」と称し、世界各地の建造物で危険な不法侵入を繰り返していた人物である。
彼がターゲットに選んだのは、古代エジプト文明の象徴であるギザの大ピラミッドだった。連れの女性とともに完全な夜間に潜入し、高さ130メートルを超える険しい石段を一歩ずつ登攀。頂上に到達した彼らは、ギザの街並みを背景に全裸で抱き合うポーズを決め、カメラのシャッターを切った。
その後、YouTubeに投稿された数分間の潜入記録と露出映像は瞬く間に数百万回再生を記録。世界的な炎上を引き起こし、エジプト国民のみならず世界中の考古学ファンに冷酷な衝撃を与えた。