「香りを強くしたいから」と、規定量を超えて大量のビーズを投入するのは厳禁だ。これこそが、多くのユーザーが陥りがちな最大の落とし穴である。ビーズを過剰に使用すると、水に溶けきらなかった成分が衣類に付着し、白いシミのような跡を残してしまうことがある。
さらに深刻なのが、洗濯槽の裏側や排水フィルターへの目詰まりだ。溶け残ったビーズの油脂成分が雑菌の餌となり、かえって嫌なニオイの発生源になってしまうケースも少なくない。特に冬場の水温が低い季節や、節水モードでの洗濯時は注意が必要だ。香りを強めたい場合は、量を増やすのではなく、密閉性の高い収納を活用したり、相性の良い柔軟剤と組み合わせたりするアプローチが望ましい。衣類の通気性や吸水性を損なわないためにも、パッケージ裏面に記載された適量を厳守することが基本となる。