長引く激痛から抜け出せず、一時は引退すら頭をよぎったという米倉さんですが、転機となったのは信頼できる専門医との出会いでした。米倉涼子さんが選んだ病院と治療法の中心となったのが、脳脊髄液減少症に対する確立された先進治療「ブラッドパッチ療法(硬膜外自家血注入療法)」です。
ブラッドパッチ療法とは、患者自身の静脈血を採取し、髄液が漏れている硬膜の外側に注入して血液凝固作用で穴を塞ぐ治療法です。施術後は絶対安静を要し、漏出部位の特定には高度な画像診断技術が求められます。米倉さんはこの治療と並行して、神経の回復を促進するビタミン剤や適切な治療薬の処方を受け、地道なリハビリテーションを続けました。
さらに、2026年には長年のダンスやヒール着用による仙腸関節障害や足首の手術も経験。満身創痍の肉体を一つずつ丁寧に治療・メンテナンスしていった結果、2026年以降、髄液漏れが安定し、かつての力強い足取りと輝く笑顔を取り戻す決定打となったのです。