長年にわたりレベルファイブの屋台骨を支えた長野拓造氏ですが、同社を退社してフリーランスのイラストレーターへと転身を果たしました。当時、長年のファンからは驚きと今後の活動を心配する声が上がりましたが、その実態はネガティブな決別ではありません。
退社の主な要因は、社内役職や固定の枠組みから一歩踏み出し、「一人の作家として新たな表現領域に挑戦すること」にありました。長年ビッグタイトルの制作に追われる中で、個人の作家性をより深め、外部の多様なプロジェクトやオリジナルワークにも取り組みたいという前向きな独立でした。
独立後もレベルファイブ関連の話題に好意的なメッセージを寄せたり、ファンコミュニティに向けた温かいリアクションを行ったりと、古巣との関係性は円満そのものです。クリエイターとしての成熟期を迎える中で選んだ、自然なステップアップであったことが窺えます。