2000年代半ば、月刊誌『小悪魔ageha』の創刊と大ブームが巻き起こる。キャバクラ嬢や夜の街で働く女性たちのリアルなトレンドを反映した同誌は、爆発的な部数を記録した。
『小悪魔ageha』の誌面と、ジーザスディアマンテの相性は抜群だった。人気モデルたちがディアマンテのドレスを身にまとい、高く盛った「盛り髪」で紙面を飾る。その中でも、ショップスタッフとしてのリアリティを持ちつつ、誌面モデル以上の存在感を放っていたのがけいこだった。
ブログ文化の黎明期におけるSNSインフルエンサーの先駆け
現在でいうInstagramのインフルエンサーマーケティングを、けいこは2000年代後半のAmebaブログ時代にすでに完成させていた。
毎日の私服コーディネート、新作の入荷情報、ヘアサロンでのメンテナンス風景。彼女が発信する写真は、どれも完璧に美しく作られていた。スマホが存在しなかった時代に、フィーチャーフォン(ガラケー)の画面越しに届けられる彼女の日常は、ファンにとって毎日の何よりの楽しみだったのだ。