ここまでは相手に対する違和感を解説してきましたが、「自分自身も無意識に『わかる』を連発しているかもしれない」と不安を感じる人もいるはずです。「わかる」という口癖を直したいと考えたときの改善ステップを紹介します。
最初に取り組むべきは、相槌のバリエーションを増やすことです。「わかる」の代わりに「そう感じたんですね」「それは大変でしたね」「なるほど、そういう背景があるんですね」といった、相手の感情や事実を反復・要約する言葉に置き換えてみます。
次に、相手が話し終えるまで「息を吸って待つ」間(ま)を意識します。言葉を被せないだけでも、相手は「しっかり話を聞いてもらえた」という満足感を得られます。共感を示すのは、相手が言いたいことをすべて吐き出し切った後でも決して遅くありません。