2026年の最新入試データにおいて、八王子東の合格実績は際立った安定感を見せている。東京大学や京都大学をはじめとする旧帝国大学、さらには一橋大学、東京科学大学(旧東京工業大学・東京医科歯科大学)といった難関国立大への合格者数は、都立単独校として屈指の数字を維持。とりわけ注目すべきは国公立大学への「現役合格率」の高さだ。
合格ラインの目安となる偏差値は71前後。だが、単なる学力偏差値だけでは同校の合否は測れない。内申点(調査書点)と学力検査の比率が7対3で換算される都立高入試において、八王子東のボーダーラインは換算内申で男子58以上、女子60以上が一つの目安とされる。総合得点では1000点満点中830点以上が安全圏のボーダーだ。
「八王子東の生徒は、最後まで伸び続ける粘り強さがある」。大手進学塾のデータアナリストはそう指摘する。浪人を前提とせず、高校3年間の授業と自学自習を徹底的にリンクさせることで、現役合格への最短ルートを切り拓いている。