物語のエンディングで、晴れて正式な警察官バディとなったジュディとニックは、猛スピードで市内を暴走する赤いスポーツカーの取り締まりに向かいます。車を停止させ、運転席から降りてきた犯人を見た二人は驚愕――なんと、そこにいたのはあのフラッシュでした。
普段あれほど動作が遅いナマケモノが、なぜ時速数百キロを超えるスピード違反を起こしてしまったのでしょうか。この疑問に対しては、ファンの間や制作陣の意図から「アクセルペダルを一度踏み込んだものの、足をブレーキへ戻す動作が遅すぎて減速できなかった」という説が最も有力かつ決定的な理由として知られています。
フラッシュ自身に暴走運転の悪気はなく、ただ前進しようと右足に体重を乗せた結果、足を持ち上げるのに時間がかかりすぎてフルスロットル状態が続いてしまったというわけです。愛車である超スタイリッシュなスポーツカーとの強烈なギャップを含め、映画の幕引きを飾る最高峰のコメディリリーフとなりました。