プロへの登竜門である正規のハンター試験は、毎年数十万から数百万人規模の志願者が集まりながら、合格率が数十万分の一から数百万分の一にまで落ち込む超難関サバイバルです。年によっては「合格者ゼロ」という極端な結果が出ることも珍しくありません。身体能力、知略、精神力、サバイバルスキルのすべてで常人を隔絶した人間だけが正規試験を突破できます。
しかし、本試験をクリアしてカードを受け取っただけでは「仮免許」に過ぎません。真のプロフェッショナルとして活動するためには、合格後に秘密裏に課される「裏ハンター試験」で念能力を習得することが絶対条件となります。
裏試験の存在は公には明かされず、合格者のもとに師範格のハンターが派遣されるか、自主的にオーラの本質に気づくよう仕向けられます。念能力(纏・絶・練・発)の基礎をマスターし、オーラを自在に扱えるようになって初めて、協会の真の任務を受託するプロハンターとして認定されます。この二段構えのシステムが、一般社会への念の流出を防ぎつつ最高戦力を維持する防壁となっています。