追肥のタイミングは「カレンダーの日付」ではなく「植物のシグナル」で判断するのが鉄則だ。NHK趣味の園芸などでも長年強調されているように、下葉の黄化、新芽の伸びの鈍化、花の色あせなどは肥料切れの代表的なサインである。トマトであれば一番花が着果した瞬間、ナスであれば主枝の勢いが落ちて花の雌しべが雄しべより短くなった時が追肥の合図だ。
ここで見落としてはならないのが日頃の土壌管理である。土がガチガチに固まって通気性や排水性が悪化していると、いくら肥料を投じても根は養分を吸い上げられない。追肥と同時に株元の土を軽く耕して空気を送り込む「中耕」を行い、根の呼吸を促す作業が極めて高い効果を生む。