近年の製造技術のブラッシュアップに伴い、ボール内部の構造改革はさらなる深化を遂げている。国際規格の厳格化に合わせた内圧保持力の向上や、パネル接合部の熱接合(貼り)技術の洗練により、どの角度から打撃しても均一な反発力が得られる「真球度」が徹底追求された。
普及価格帯の練習球やレクリエーション球と、国際公式球「V200W」との間には明確な性能差が存在する。一般的な縫いボールやエントリーモデルの人工皮革球は、表面がフラットで反発が硬く、汗を含むと滑りやすい傾向がある。対してV200Wは、多層構造のフォームラバー層とディンプル表皮により、柔らかなタッチと驚異的な耐久性を両立している。
ブレ球サーブの急激な変化量や、バックアタック時の初速維持性能において、V200Wは他を寄せ付けない圧倒的なデータを示している。世界基準のスキルを身体に染み込ませるためには、このボール特有の挙動を日常的に体感することが不可欠だ。