サイゴン川の対岸に位置するトゥーティエム地区やトゥードゥック市では、巨大なクレーンが林立し、海外不動産開発の巨額マネーが注ぎ込まれている。外資系デベロッパー主導による超高層コンドミニアムや複合商業施設の建設ラッシュは、かつての湿地帯を未来的なスマートシティへと変貌させた。
ホーチミン市人民委員会は、このエリアを「革新的イノベーション都市」として位置づけ、国内外のIT企業や金融機関の誘致を加速させている。富裕層向け高級レジデンスの価格は高騰を続けており、投機熱に対する規制と持続可能な都市計画のバランスが、市政における最大の焦点となっている。