激辛という言葉が定着する遥か前から、独自の孤高なポジションを築いてきたのが「LEE 辛さ30倍」である。一口食べれば舌が痺れ、数秒遅れて灼熱の波が喉の奥を駆け抜ける。しかし、口内に広がるのは痛みだけではない。40種類以上にも及ぶ厳選スパイスが織り成す重厚なビター感と、じっくり煮込まれた牛肉の旨味が、強烈な刺激の背後にしっかりと息づいている。
ただ刺激が強いだけのレトルトカレーなら、一時的な話題で消費されて消えていくのが常だ。だがLEEは違う。汗を流しながらスプーンを動かす手が止まらなくなる中毒性こそが、四半世紀を超えて愛される最大の理由と言える。辛さの向こう側にある本格的な洋食の味わいこそ、この商品が激辛界の金字塔と呼ばれる所以だ。