この楽曲を語る上で避けて通れないのが、当時まだ加入間もなかった2期生、田島芽瑠と朝長美桜による「研究生Wセンター」への大抜擢だ。1期生がグループの土台を必死に築き上げていた黎明期において、後輩のダブル起用はファンのみならずメンバー間にも激震を走らせた。
太陽のように圧倒的な推進力でステージを牽引する田島芽瑠と、どこか儚げで守ってあげたくなる独特の求心力を持つ朝長美桜。対極の魅力を持つ2人をフロントに据えた布陣は、秋元康が仕掛けた痛烈な起爆剤だった。プレッシャーに押しつぶされそうになりながらも、互いの手を握りしめて前に進んだ2人のドラマが、楽曲の持つ疾走感と奇跡的なシンクロを見せたのである。