オンラインコミュニティやSNSに目を向けると、一般市民の反応はより多様で、かつ感情的だ。ポータルサイト「NAVER」のニュースコメント欄には、日本の研究水準の高さを素直に認める声が並ぶ。「科学に国境はない」「日本の職人精神は見習うべきだ」といった冷静な意見が一定の支持を集めている。
しかし、その裏には根深い対抗意識も透けて見える。「我が国は半導体やバッテリーなど、実用的な技術で世界をリードしている」という負け惜しみとも取れる書き込みや、「ノーベル賞の選考委員会は西洋偏重だ」といった制度自体への不満も燻る。この二面性こそが、現在の韓国社会が抱えるリアルな葛藤だ。