国内のトップスクールである慶應義塾大学大学院経営管理研究科(KBS)や早稲田大学ビジネススクール(WBS)、そして実践的なビジネス教育で急拡大を遂げたグロービス経営大学院。さらにはハーバード・ビジネス・スクールに代表される欧米のトップ校。これらの選択肢を前に、自らの目的を見失ったままブランド力だけで選定してしまう志望者が後を絶たない。
各校には明確なカルチャーと強みが存在する。KBSの徹底したケースメソッドによる疑似体験の深さ、WBSの多様な教員陣とビジネス界への幅広いコネクション、グロービスの実践主義と志を重視する強固なコミュニティ。海外トップ校が提供するグローバルな修羅場体験と圧倒的な人脈網。どれ一つとして同じものはない。
自らが目指すキャリアのゴールが起業なのか、大企業の社内変革なのか、あるいは海外転職なのかを定義しないまま「とりあえず有名だから」と進学先を選ぶ行為は致命的なミスマッチを招く。自らの課題意識とスクールの提供価値が噛み合っていなければ、卒業証書は高価な紙切れへと成り下がる。