同じく劇団の創設メンバーである柴田理恵との絆は、昭和から令和に至るまで一度も揺らいでいない。劇団創設当初の極貧時代、二人は肩を寄せ合い、風呂なしアパートでの暮らしや過酷な稽古を笑い飛ばしながら耐え抜いた。
女性芸人がまだ極めて少なかった時代、風当たりは決して穏やかではなかった。下品と揶揄されることもあれば、容姿とのギャップに戸惑う観客もいた。それでも二人は手を取り合い、「女性でもここまで笑いを取れる」という事実を泥臭く証明し続けた。その覚悟と強靭なメンタリティが、現在の揺るぎない信頼関係と芸の深みを作り上げている。