旅行者が最も陥りやすい誤解が、ここを国土交通省登録の大型「道の駅」と同列に考えてしまう点です。「道のオアシス」とは、主に埼玉県が道路利用者の利便性と緑化・休息を目的に整備したポケットパーク的な位置づけの施設です。
そのため、巨大な観光バスが何台も乗り付け、広大な産直市場や複数のレストランがひしめく大規模施設ではありません。現地を訪れた一部の観光客から「思ったより売店が小さかった」「レストランが閉まっていた」という声が上がるのは、この施設種別の前提を把握していないことに起因します。
現在、館内の売店機能や飲食店はテナントの入れ替わりや季節・曜日限定営業となっている場合があり、事前の営業情報確認を怠ると「食事処がやっていなかった」という事態になりかねません。しかし、この「派手すぎない素朴さ」こそが、静けさを愛するリピーターにとっての隠れ家たる所以でもあります。