2026年以降、新築住宅における省エネ基準の適合が義務化され、2026年現在の新築はほぼすべてが高断熱仕様となっている。こうした最新の住宅において、リビングが20畳あるからといって「20畳用」のエアコンを買うのは、最も避けるべき選択だ。
高断熱・高気密住宅では、外気温の影響をほとんど受けない。魔法瓶の中にいるようなものだ。そのため、実際には10畳〜12畳用のエアコン一台で、20畳以上の空間を十分に冷暖房できるケースが多々ある。価格が安く、消費電力も低い下のクラスのモデルで十分事足りるのだ。
わざわざ高額な「大畳数用」を購入し、無駄な本体代金と高い電気代を支払い続ける。これほど不条理なコストの無駄遣いはない。まずは自宅の断熱性能(UA値など)を確認することが、スマートなエアコン選びの第一歩となる。