2026年オレゴン大会を最後に、織田裕二と中井美穂は25年間の歴史に幕を下ろした。公式発表では「一区切り」とされたが、裏には冷徹なビジネス上の判断があったとされる。
大きな要因は制作費の削減とターゲット層のシフトだ。国際陸上競技連盟(現ワールドアスレティックス)が要求する放映権料は年々高騰。一方で、テレビ局側はコア視聴率(若年層を中心とした個人視聴率)を最重視する時代へと突入していた。高額なギャランティが発生するベテラン大物MCから、若い世代に親しみやすいタレントや自局アナウンサーを中心とした低コストな体制への移行。ビジネスの観点から見れば、避けて通れない選択だったと言える。