司興業を語る上で切り離せないのが、六代目山口組の最大派閥である三代目弘道会との関係性です。弘道会の前身である廣田組時代から、司興業は常に中核として組織の拡大を牽引してきました。
司忍組長が弘道会を結成した際、司興業はその「直系親衛隊」とも呼ぶべき核心的な役割を果たしました。そのため、弘道会内部においても司興業は単なる傘下団体ではなく、創設者のDNAを直接受け継ぐ「別格の源流組織」として極めて高い格式を認められています。
現在も弘道会首脳陣と密接に連携を取りながら、人事や資金、組織防衛のあらゆる局面において中枢としての発言権を保持。この歴史的かつ血統的な結びつきこそが、長年にわたり司興業が求心力を失わない根本要因となっています。