笛吹市立御坂中学校のカリキュラムは、単なる知識のインプットにとどまらない。朝の読書活動から始まる規則正しい生活リズムのなかで、生徒たちは主体的に思考を深める習慣を身につけている。各教科では基礎・基本の徹底はもちろんのこと、生徒同士が意見をぶつけ合う協働学習が日常的に組み込まれているのが特徴だ。
授業を観察すると、一方通行の講義形式は極めて少ない。教員が投げかける問いに対し、生徒が自らの言葉で仮説を立て、グループ内で共有する。時に鋭い意見の相違が生じても、互いを尊重しながら落としどころを探る。知的好奇心を刺激する工夫が随所に散りばめられており、教室全体に前向きな活気が満ちている。
定期テストのあり方や日々の小テスト、振り返りシートの活用法にも緻密な工夫が見られる。学習のつまずきを早期に発見し、放課後の補習や個別指導で手厚くフォローする体制が整っているため、生徒は苦手意識を引きずることなく次の単元へと進むことができる。