2026年を迎えた現在の館内において、最大の目玉として訪出客の目を釘付けにしているのが、巨大魚ピラルクーが悠然と泳ぐ巨大水槽だ。体長2メートルを超える太古の生き証人が、水中トンネルの頭上をかすめるように通過する瞬間は息をのむ。巨体がしなるたびに水面に響く重低音とダイナミックな水しぶきは、日常の喧騒を一瞬で忘れさせる力を持っている。
単に見上げるだけでなく、水槽の周囲には観察をさらに深める工夫が凝らされている。解説パネルやデジタルコンテンツを通じて、ピラルクーが生息するアマゾン川の環境変化や生態について学べる仕組みだ。子どもから大人まで、まるでジャングルを探検しているかのような感覚に包まれ、迫力と知的好奇心が交錯する特別な体験を味わえる。