都市部での被害もさることながら、アンデス山脈の峻険な地形がもたらす二次災害はさらに深刻な影を落としている。激しい揺れによって各所で大規模な山崩れが発生し、主要幹線道路や橋梁が各所で断絶した。これにより、山間部に点在する農村集落が完全に孤立状態に陥っている。
さらに、降雨に伴う土石流の発生リスクが高まっており、二次被害を防ぐための避難誘導が難航している。現地警察のヘリコプターが上空から救助活動を試みているものの、湧き上がる雲と崩落による粉じんが視界を遮り、空路による接近すら阻まれるケースが多発。通信網の断絶も相まって、全容把握にはなお時間を要する見込みだ。