基地の南側に広がる東京都練馬区大泉学園町は、都内屈指の良好な住環境を誇る高級住宅地として知られる。基地の存在が周辺環境にどのような影響を与えているのか、住民生活のリアルに迫った。
まず治安面において、周辺住民の評価は極めて高い。警務隊(自衛隊内の警察組織)や近隣警察署による定期的なパトロールに加え、防衛施設周辺ならではの厳重な警戒態勢が敷かれているため、夜間の一人歩きでも不安を感じにくい環境が保たれている。また、かつて懸念されたヘリコプターや車両の騒音に関しても、運用ルートの配慮や防音対策の進化により、日常生活で大きなストレスを感じる場面は極めて限定的だ。
交通アクセス面では、西武池袋線の大泉学園駅や東武東上線・東京メトロ有楽町線・副都心線が乗り入れる和光市駅や朝霞駅が生活圏となる。大泉学園駅からは充実した路線バス網が駐屯地近隣まで結んでおり、都心主要ターミナルへも30分から40分圏内と通勤・通学の利便性は申し分ない。