絵の具の肌色黄金比率とは?白赤黄で作るプロ直伝の混色レシピと影の技術

絵の具の肌色黄金比率とは?白赤黄で作るプロ直伝の混色レシピと影の技術

絵の具の肌色黄金比率とは?白赤黄で作るプロ直伝の混色レシピと影の技術の疑問点について、専門知識を基に徹底解説します。

人間の皮膚を描くにあたって、何十色もの専門絵の具を買い揃える必要は全くありません。手元に必要なのは、ホワイト(白)・カドミウムレッド系またはマゼンタ(赤)・パーマネントイエロー系(黄)のわずか3系統のみです。この3色を適切な配分で配合するだけで、生命感の宿るナチュラルな地肌の色調を自在に表現できます。

プロの現場で指標とされている基本の調合比率は、体積比で「白8:黄1.5:赤0.5」(おおよそ白16:黄3:赤1)です。混色を行う際に初心者が最も陥りやすい罠は、赤色の持つ極めて高い着色力を見誤る点にあります。市販のチューブ絵の具に含まれる赤色顔料は発色強度が非常に高く、白や黄色と同等に出してしまうと、一瞬でどぎついピンクや朱色に染まり、元のベースへ戻すために大量の白を消費する悪循環に陥ります。

破綻のない混色を行うための物理的な手順は以下の通りです。

まず、パレット上に十分な量の白をベースとして置きます。次に、爪先ほどの小さな黄をその隣に出し、白の周囲から少しずつ溶かし込んで「極めて明るいクリーム色」を作ります。最後に、筆の先や爪楊枝の先端にワンポイントだけ付けた赤を、そのクリーム色の中央へ微量ずつ馴染ませていきます。この「明るい色に濃い色を極微量ずつ足していくプロセス」を守るだけで、調合の失敗は9割方回避できます。

山崎 陸
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山崎 陸

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