Q1:加工でんぷんと普通のでんぷん(片栗粉など)は何が違うのですか?
A1:普通のでんぷんは植物から抽出した天然の糖類ですが、加工でんぷんはその構造に薬品を作用させて化学修飾を加えた食品添加物です。冷めても固まらない、冷凍解凍しても水が出ないといった高い加工耐性を持っています。
Q2:離乳食のベビーフードに入っている加工でんぷんは避けたほうが良いですか?
A2:国内で流通している月齢適合のベビーフードは厳格な規格のもと安全性が確認されているため、過度に恐れる必要はありません。ただし消化機能が未熟な離乳初期(5〜6カ月頃)など、心配な場合は「米粉」「片栗粉」など天然でんぷんを使用した製品を選ぶとより安心です。
Q3:なぜ11種類もあるのに「加工デンプン」とまとめて表示できるのですか?
A3:日本の食品表示法において、加工でんぷんは11種類すべて同等の機能(増粘・安定・乳化等)を持ち、安全性基準を満たしていることから「簡潔で分かりやすい表示」を目的として一括名表示が認められています。ただし小麦などの特定アレルゲンを含む場合は原料由来の明記が義務付けられています。
Q4:毎日加工でんぷん入りの食品を食べ続けると発がんリスクは高まりますか?
A4:日米欧の公的機関(食品安全委員会、JECFA、FDA等)における長期毒性試験の結果、残留化学物質は基準値以下に厳しく制限されており、通常想定される食生活において発がんリスクが上昇する証拠は認められていません。