ワークマンの驚異的な営業利益率を語るうえで欠かせないのが、ベイシアグループの一員としての総合力と、極めて完成度の高いフランチャイズ(FC)の仕組みです。
同社は売上高1兆円を超えるベイシアグループの調達力や物流網を共有しながら、独自の経営モデルを構築してきました。全店舗の9割以上を占めるFC店舗は、夫婦での経営を基本とする独自の契約形態(Aタイプ等)を採用しており、FC契約の更新率は99%超という驚くべき数値を維持しています。
本部は全店舗の売上・在庫データをリアルタイムで解析し、発注や在庫配分を自動化する「エクセル経営」を実践。店長が日々の在庫管理やノルマに追われることなく、地域に根ざした接客と店舗運営に専念できる環境を整えています。この「本部による徹底したデータ支援」と「現場の強固なモチベーション」の融合こそが、揺るぎないビジネスモデルの根幹です。